タケモルピンネット工法
外壁の伸縮を考慮したモルタル剥落防止工法
タケモルピンネット工法について
建物の外壁は温度や湿度の変化によって絶えず伸縮を繰り返し、浮きやひび割れを引き起こします。タケモルピンネット工法は外壁の伸縮を考慮し、在来工法とはまったく異なる理論からなるモルタル剥落防止工法です。
タケモルピンネット工法では、ガードピンで既存モルタル層をコンクリート躯体に定着させ、劣化した既存モルタル層をタケモルピンネット層で補強、一体化させて既存モルタイル層を剥落を防止します。
7つの特長
- 既存塗膜の局部除去による湿分の放出と改修層との接着力向上
- ガードピンとジャピナエポでモルタル層を躯体コンクリートに強固に緊結
- タケモルTM-100とタケモルネットで既存モルタル層を集成板的に補強
- 平滑な塗装下地の形成と長期にわたる美観の維持
- 既存モルタル層の撤去がないので建設廃棄物をほとんど産出しない
- 注入工事が発生しないので予算立てが容易
- 全国の組合員による責任施工体制と第三者損害保険の適用
在来工法との違い
在来工法
- モルタルの浮きに対し、ピンニングとエポキシ樹脂を注入して接着する。
- ひび割れ対策としてシーリング材の充填が主。
在来工法では接着条件次第ではエポキシ樹脂の再剥落が起きることがあり、シーリング材の充填では補修の痕跡が残り、不具合発生の要因にもなります。
タケモルピンネット工法
- 既存モルタル層をガードピンでコンクリート躯体に定着、既存モルタル層の剥落を防止する。
- ひび割れた既存モルタル層をタケモルネットで補強する。
浮き部分を接着するのではなく、ピンで固定し、ネットで補強することでモルタルの剥落を防止します。